熱帯魚飼育


それぞれの魚の特徴!!

★古代魚★
とにかく個性的!!魚とは思えない形のもの、またアロワナなど
大型のものが多い。大型のものは凶暴で単独飼育がのぞましいが
まれにポリプテルスなどの混泳の出来るものもいる。
だが、殆どが30cm以上になるので小型の魚とは混泳できない。
また何十年と長生し、飼い込む程味が出る。

★カラシン
この種で有名といえばやはりピラニア。
獰猛で有名なピラニアにも多数の種類がいる。
さらにタイラロンやホーリーと凶暴なものが人気を集めているが
コンゴーテトラなど体色が綺麗なものもいる。
この種のショートノーズクラウンテトラは熱帯魚での
長寿記録を持っている。

★メダカ
メダカといえば日本の地味なメダカを想像するが
熱帯魚のメダカの種類にはグッピーやモーリーなど派手なものが多い。
この種はまさに繁殖によって個性的な種類を産みだし、
より美しいものを目指すことが飼育の楽しみといえる。
最近、向井千秋と宇宙に行ったメダカの子孫として普通のメダカに
色をつけた値段でペットショップに出回っていたが本当かどうかは不明。

★アナバス
アナバスといえばグーラミィ。
グーラミィは派手な体色で水槽の華的役割を果たしてくれる。
腹の辺りにでる二本のながい触手はよりいっそう個性的に見せてくれる。
また、グーラミィはラビリンス器官を持っており、水中の酸素が少なくなると
水面から口をだし直接酸素を吸うことが出来る。
また、最近ではベタが注目され始めている。
ベタは凶暴で混泳ができないがグッピーと同じく繁殖で美しい種を作り出すことを
目的として飼育される。

★ナマズ
ナマズの種類は大まかにプレコ、コリドラスとあるが
どちらも種類が豊富で、次々に新種が発見されている。
そのためコレクション性の高い種類といえる。
コリドラスといえば水槽の掃除屋で有名だったが
最近では大人しく飼いやすく混泳も容易なため
コリドラスをメインで飼うアクアリストも多くなった。
また、大型になるゼブラキャットやレッドテールキャットなどは
混泳には向かないがその愛らしい姿や顔つきから人気は高い。

★コイ
コイの種類でもっともポピュラーといえるのがスマトラやラスボラ。
これらの種類は人工的に模様を作られ美しいものが多い。
また、ひれをかじるものも多いためグッピーなど
美しいヒレをもつ種との混泳には向いていない。

★ドジョウ
この種類は一見して口が下向きについているので
水槽の掃除屋だということが容易にわかる。
さらにローチ系は美しく種類も豊富なため人気が高い。
クラウンローチなどは水槽内では10cm程度であるが
自然界では30cm以上になる種である。
そのため水槽では繁殖するまでは成長させることが出来ない。
そのため池等の大型飼育場で飼い30cmを目指すアクアリストもいる。

★シクリッド
この種類は他の熱帯魚とは全く違う。
まず水質がアルカリ性寄りのもが多く、P.Hをあわせてやる必要がある。
また縄張り意識が強く一日中争っており、負け固体と勝ち固体が出来る。
だがその体色の美しさは熱帯魚というよりは海水魚のよう。
そのため人気が高いが90cm以上の大型の水槽がない限り単独飼育が望ましい。
この種類の大型のものは他の種類の熱帯魚よりも異常に頭が賢く
稀に混泳出来る大人しい性格のものがいる。


熱帯魚を買うときの注意

☆自分が本当に飼いたい魚は何かを考える。
ネオンテトラのように小さくて綺麗な魚か 中型、大型になるワイルドな魚か。

☆その魚の性格を知る。
平気で他の小さい魚を食べるやつがいるので
そういうのが嫌いな人は大型は避けるべき。
また意外なことにエンゼルグラミィなど
美しい魚が最も凶暴なので注意。共食いします。

意外に、大型は肉食でも大きいだけあって賢いものも多く
躾ければ食べなくなる。だが、それまでの根気が必要。

☆値段を考える。
グッピーなどは1年しか生きない種類もいるが
中型大型になると10年以上生きる魚もザラにいる。
それを考えると個体に金をかけたほうがいいかもしれない。
もちろん自分の好きな魚を飼うということが一番大事だと思う。

☆飼う水槽の大きさ
水槽はネオンテトラなど小さい魚を飼うにしても
60cmは必要。一見大きい方が管理が難しそうに見えるが
小さい方が水質がすぐに悪化するので水換えを頻繁にしなくてはならない。
60cm以下だと個体を増やすのが難しく気をつけていても
突然全滅することもザラにある。
最初は水換えと値段を考えると60cmがいい。

☆水槽はセットか各パーツか
セットを買うことをオススメ。
水槽だけが安くても、ヒーターなどいずれ必要なものが
でてくるので後から買い足していると余分な出費になる。
そして出来るだけ有名なメーカーの商品がよい、よくわからないメーカーの
商品を買うとガラス蓋など売っていないので後で困る事になる。

☆曲げガラス
最近では曲げガラス水槽が売っているが
曲げガラスは技術料が発生するのか高めである。
水槽は基本的に正面から見るものなので普通のものでもいい。
でも、曲げガラスの所を魚が通るとニョーンと伸びたり
楽しい面もある。60cm程度の曲げガラス水槽なら
ホームセンターにセットで6千円程度のものもある。

☆混泳
ショップで基本的に無理と言われても
成功している例はたくさんある。
結局は魚の性格。攻撃的と言われている魚でも
大人しいものもいるし
大人しいと言われている魚でも個体によっては
攻撃的だったりする。
オスカーを例にすると、大人しい魚だが
口に入る魚はたいてい食べる。大きくても細長い魚も食べる。
自分と同じぐらいの大きさで少し小さい相手には攻撃する。
自分より大きい魚は攻撃しない。
口に入らない程度の大きさの魚には攻撃はしない。

☆水草
水草は光合成をしてくれて水を綺麗にしてくれそうだが
入れる場合には気をつけたほうが良い。
水草も光合成をしていないときは呼吸をするので
水槽内の酸素が不足して魚が酸欠で死ぬことになる。
入れるときは必ずエアポンプを入れることを勧める。
上部フィルターならエアポンプは必要ないと言われているが
自分はエアポンプは必須だと思う。
また、大型の魚はたいてい水草を抜いてしまうので
入れないほうがいい。どうしても入れたい場合は
重りを付けるか、底の砂を厚くする必要がある。
重りは鉛を避ける。(ずっと入れておくと毒素が出る)

☆流木
流木は水槽の見た目のアクセント、もしくは魚の隠れ家、
そしてプレコにいたっては食料となる事もある。
だが、ホームセンターで売られている流木は
たいていアク抜きがされていない。
アク抜きがされていないと水槽内の水が茶色くなり
水が汚れてしまうのであく抜きをして入れることをオススメする。
アクを抜く方法としては一週間水につけておくか1時間程煮込む。
それでもアクは完全には抜けきらないことが多く
水槽に油膜が貼ることがあるが、そうなると水質の悪化と酸欠で
魚が死ぬのでエアポンプで水流を作ってやる必要がある。
流木=エアポンプ必須。



熱帯魚の病気

白点病
魚の病気で最も多いいのがこの白点病。
体やヒレに白い点状のイクチオフチリュウスという
毛虫が寄生することで発病する。
体を擦り付ける。
イクチオフチオリュウスは25℃で最も繁殖するので
水温を28〜31℃にし、グリーンFで薬浴すると良い。

ヒレ腐れ病
ヒレの縁や体、エラにカビのようなものがつき
ヒレが腐り落ちる。
魚同士の喧嘩などで外傷を負った場合その傷口に細菌や
カビが寄生して、ヒレ先から溶けるように腐っていく。
食塩(10リットルあたりティースプーン半分)と
パラザンDなどを混ぜて薬浴させる。
また、早期発見ならばメチレン・ブルー液を薄めて
弱めにエアレーションするとよい。

口ぐされ病
魚の口に白い綿毛が付いたような状態になる。
別名マウス・ファンガス
魚は餌を食べられなくなり弱っていく。
治療方法はヒレぐされ病と同様。

松かさ病
魚のうろこが逆立って松ボックリのようになり
うろこが剥げていき死亡する。
アナバンティ科や卵胎生メダカ科の魚がかかり易い。
サルファ剤、フラン剤、抗生物質(クロロマイセチン)で薬浴。

えら病
呼吸が荒くなって口を大きく開けエラぶたがまくれ上がり、
やがて悶死する。
ギロダクチルスという寄生虫が原因で発病する。
ギロダクチルスは生餌に混入していることが多い。
治療法は10リットルの水にホルマリン2.5ccを
いれた水溶液に薬浴させる。

エロモナス病
鼻孔が赤くなったり、目が飛び出る。体が赤くただれたり
うろこが逆立つ松かさ病やポップアイ、
穴あき病の細菌類の病気をおこす。
エルバージュやグリーンFゴールドで薬浴させる。
パラザンなども効果的といわれているが
回復の見込みは薄い。

水カビ病
体の傷に綿のようなサプロレグニアなどの
真菌類が取り付いて起こる。
白点病同様、体を擦り付ける。
食塩(10リットルあたりティースプーン半分)と、グリーンFや
メチレンブルーを混ぜて薬浴させる。
目に付くカビをピンセットで取る。

ウーディニウム病
白点病よりも黄色く小さい点が体に出る
コショウのように見えるため
コショウ病とも言われる。
食塩(10リットルあたりティースプーン半分)とグリーンFなどを混ぜて
薬浴させる。

マクロギロダクティルス・ポリプティ(寄生虫)
ポリプテルスのみに寄生する。
ミズミミズの小さいやつだが目視でも確認できる。
ワイルド固体は殆ど100%感染しているが
ショップで売られている固体は薬浴させてある筈なので
感染はしていない。
症状としては皮膚に取り付き血を吸うことにより
卵でさらに増殖する。また感染力は強いため
同じ水槽に他のポリプテルスがいる場合は隔離する。
感染したポリプテルスは水面近くにいることが多くなり、
痒いためか時折、狂ったように暴れだす。
全身にまわった場合、死にいたることもあるので
グリーンFゴールドと塩を併用して薬浴させてやる必要がある。
卵に薬は効かないので目視でマクロギダクティルスが
見えなくなってもその後、最低2週間は薬浴を続ける必要がある。

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